継続審議を行っているIR法案が成立することで、考えられる懸念部分（ギャンブル依存症や治安の悪化）の対策としてシンガポールのカジノを見習う必要があります。

それが自国民の入場規制です。シンガポールのカジノは、自国民の入場を厳しく取り締まっています。

例えば、外国人がカジノに入場するのは無料なのに対して、シンガポール人は毎回100シンガポールドルを支払わなければなりません。

他にもギャンブル依存による相談にも応じて、本人や家族が申請することで入場禁止にできる措置をとったり、公的援助を受けている低所得者達にも入場禁止を課しています。

こういった部分を日本のIR法案に取り入れることで、対策を講じることができるのではないだろうか？

もちろん、100%完璧な対策というわけではないが、法案を成立させるためだけのその場しのぎの対策よりかはマシである。

韓国のカジノでも自国民の入場は禁止しており、あくまでも観光客やビジネスマン向けの外貨獲得手段の一つとして行っています。

確かに入場に毎回100シンガポールドルとなると、日本円で約8000円程度でそれを毎回払うとなるとかなりきついです。自国民からの集客にかなりの影響をこうむるでしょう。

つまり、日本はカジノをどういった立ち位置で運営していくかを熟考しなくてはならないということです。

日本のカジノ市場規模は、4兆円とも言われて世界各国がIR法案の成立に注目しています。安部政権の経済戦略の目玉として日本経済の救世主となるのでしょうか？

今後の動向から目が離せませんね。