ゲーム、パチンコの大手メーカーセガサミーホールディングスが日本カジノ解禁に向けて、韓国カジノ事業を手がけるパラダイスと共同で韓国西部のインチョンにカジノを含む統合型リゾートを建設する起工式が行われました。
2017年の開業を目指します。
日本でも、カジノ解禁を2020年の東京オリンピックに合わせて法案を取りまとめている中で、現状の日本にはカジノ運営に対するノウハウがありません。
こうした背景がある中で、カジノの運営のノウハウがあるパラダイスと共同で行ない、日本でカジノ法案が成立した際に運営ができる体制を作りたいとの狙いがあります。
一方、あれだけ今臨時国会で成立が期待されてたカジノ法案ですが、反対派、慎重派の意見が多数でてきており、審議が先送りされています。
今では、解散総選挙へ突入しよういう段階にまでなっており、もし安倍政権が負けることがあれば、そのままカジノ法案は消えてなくなってしまいそうな気もします。
カジノ法案が成立するにしても、しないにしても、これだけ海外企業や地方自治体を巻き込んだ法案である以上、なんらかの形を残してほしいと思うのが率直な意見です。