秋の臨時国会で成立するのではないかと言われているIR推進法案ですが、実は特定複合光施設区域の認定要件（カジノを設置できる許可の条件）は定められておらず、実施法で規定されることになっています。
このことに関して、ネット連動サービスのオンラインカジノはどうなるのかと疑問が残ります。
そもそも統合型リゾートIRを設置する目的は、観光振興であったり、訪日促進・雇用の創出です。オンラインカジノでは、観光客を誘致すると言った目標に添わないことから、現時点では未定という形です。
オンラインカジノは違法だったのか？
『オンラインカジノは認められるのか？』というタイトルをつけていますが、あくまでも日本国内でのやりとりということです。基本的に海外サーバーを通してオンラインカジノをプレイすること自体は違法ではありません。（しっかりとライセンス取得しているサイトであれば）
ランドカジノと同一に捉えることができないのは、インターネット環境で行うため特殊性（税収や規制）の部分で難しさがある点からです。
インターネットが当たり前になった今日の状況を考えれば、将来的に検討していかなければならないことですが、日本国内にカジノができるかどうかさえ決まっていない現段階でネット環境のゲーミング法制を構築するのはまだ早いということですね。
オンラインカジノはヨーロッパではあたりまえ！
ヨーロッパでは、広く行われているオンライカジノやスポーツベッティングですが、日本でも最近ようやく知名度が上がってきていますので、プレイしたことがある人も多いのではないでしょうか。
ライセンスを取得しているカジノであれば、海外にサーバーを置いているオンラインカジノですので心配ありません。
ロンドン証券取引所に上場しているオンラインカジノ業者もありますので信用度は高いです。
ただ、日本国内のサーバーを使用してオンラインカジノができるようになれば、入金面や出金面が楽になることが明白なのですが…先は遠そうですね。
仮に日本にランドカジノができたとしても、日本人が遊ぶことができない可能性が浮上していますので、カジノに期待していた人には残念な情報です。